坐骨神経痛について
坐骨神経痛は特定の病名ではなく、下肢に現れる症状全般を指す言葉で、主にお尻から下に生じる痛みや痺れを特徴とします。
原因と症状は神経の圧迫とそれによる痛み、痺れといった症状が主で、部位によって腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアと診断名がつきます。
坐骨神経痛の原因
比較的中高年以上に多い腰部脊柱管狭窄症は、加齢で脊柱管が狭くなり神経根や馬尾が圧迫されるのが原因です。
対する腰椎椎間板ヘルニアは20代~40代に多く、椎間板が潰れて飛び出し、腰椎の神経を圧迫することで坐骨神経痛が生じます。
腰部脊柱管狭窄症は、腰の捻りや背筋を伸ばす動作で痛みを感じやすいのが特徴です。腰椎椎間板ヘルニアは中腰や猫背、あぐらや横座りをするなど、前かがみ気味の姿勢で痛みが起こります。また、筋肉の衰えを原因と症状とする坐骨神経痛は、お尻の筋肉の衰えによって痛み痺れを感じる、現代人に多い比較的新しいパターンです。
家の中なのにつまずいたり、手すりがないと階段を上るのが不安、15分以上連続で歩けない人は坐骨神経痛が疑われます。他にも、青信号を渡り切ることができない、片足立ちや数kgの荷物を持って歩けない人も要注意です。
当院にお任せください
腰に急激な負担が掛かると、若い人でも坐骨神経痛を発症する恐れがありますから、重い物は屈んで体に引き寄せてから持ち上げるなど気をつけましょう。
当院はこれまでたくさんの患者様を診てきた豊富な経験と実績があります。これらを活かし、患者様に元気と健康をお届けいたします。